XM6で『あの素晴らしい をもう一度』を動作させる

23/May/2003 XM6のバージョンアップが無かったのでネタ作り

『あの素晴らしい をもう一度』for X68k(復刻版)が必要です。

方法


XM6以外にWinX68k高速版が必要です(復刻版に同梱されています)。復刻版をWindows環境にインストールしている前提で作業を進めていきます。

まず、インストールには「100M以上のHDD空き容量が必須」とありますがXM6(ver1.20)ではSASIデバイスのディスクしか利用できません。40MBしか空き容量が無いのでこのままではインストールは不可能です。

そこでシンボリックリンクを利用して単一ディレクトリに複数のSASIディスクをマウントさせれば良いのではないか?と思いました。

まずシンボリックリンク関係のプログラムを入手してください。

ファイルはWindows上にインストールしたものをWinX68k高速版+WINDRV.SYS経由でXM6環境に転送します。

SWITCH.X(システムディスクにあります)でHD_MAXの値を適当な数に設定し(XM6側で4個以上)、WinX68k高速版←→XM6のファイル転送用に同じHDイメージファイルを作成します。XM6側でイメージを作成してWinX68k高速版でファイルを参照するのが良いと思います。

私の手元の環境ではC:〜F:の4ドライブにSASIディスクイメージを割り当てて置きました。

C:ドライブにANOSディレクトリをコピーします。ただし容量の関係でBACKとCHARとFMPはコピーしません。

D:ドライブにBACKディレクトリとFMPの下のM2500048.FMPをコピーします。ファイル圧縮してから展開コピーした方が良いかも。

E:ドライブにCHARディレクトリをコピーします。

F:ドライブにFMPの下の残り3ファイル(M5000048.FMP、S1250048.FMP、S2500048.FMP)をコピーします。

lndrv.xを常駐させます。

C:でANOSディレクトリに移動します。

ln -s D:\BACK BACK
でシンボリックリンクを作成します。

ln -s E:\CHAR CHAR
でシンボリックリンクを作成します。

mkdir FMP
でディレクトリを作成しFMPディレクトリに移動します。

ln D:\M2500048.FMP M2500048.FMP
でハードリンクを作成します。

ln F:\M5000048.FMP M5000048.FMP
でハードリンクを作成します。

ln F:\S1250048.FMP S1250048.FMP
でハードリンクを作成します。

ln F:\S2500048.FMP S2500048.FMP
でハードリンクを作成します。


パッチ


OPENING.XはSCSIのIOCSを発行していてそのままではエラーが出るのでパッチを当てます。

パッチを当てるにはBdifSetが必要です。


-- opening.bfd -- Download(2004.09.03/854bytes)


起動BATファイル作成


XM6ではd88形式は読めないのでWinX68k高速版からanoskidou.d88のAUTOEXEC.BATと\ANOS\ANOS.CNFを転送します。

AUTOEXEC.BATをC:\にANOSPLAY.BATなどにリネームして置くか
CD \ANOS
の行をコメント化してANOSディレクトリ下に置きます。

ANOS.CNFはANOSディレクトリ下に置きます。

準備は整いました。あとは起動用バッチファイルを実行すればOK。

P.S.
FMPファイルの再生はちょっと辛いかも……。

P.S.2
DRIVE.X使った方が良さげ……。1ディレクトリに付き1ドライブを消費しますが。何方かやってミソ。

一階層戻る